2020－《MoCA动漫美学双年展》史努比70周年/上海当代艺术馆

芸術のインスピレーションというのは、自然界の造形から生まれるもので、中国文化のさまざまな伝統的な思想も、何千年にもわたる自然現象への観察と統計から生まれています。

「すべての物には魂が宿る」という「万物有霊」考えもその一つであり、私の創作のメインテーマでもあります。

私の理解では、「すべての物には魂が宿る」というのは、肉眼では観察できない宇宙エネルギーへの解釈です。

物理現実において、物事がどのような形をとろうとも、その本質はエネルギーの変態です。つまりは我々とは”形”が異なる、別種の”命”なのです。

私の創作は、この目に見えないエネルギーを具現化し、それらを”霊物”と名付けます。

春のそよ風と花びらには”霊”が宿っています。

「スヌーピー」は犬を描いているのではなく、その犬の”霊”、つまり人間にも共通する”スピリット”を描いているのです。

私の”霊”の世界とスヌーピーの世界は、2人の異なるアーティストの心の中で創造された世界です。

この世界は、個人の精神の中にのみ存在する世界であり、芸術家がそれを実際の作品に変換して、初めて他人がそれを認識できるようになります。

各アーティストの心の中には、通常、互いに交わることのない、異なる次元に存在する並行世界が存在するのです。

今回の展覧会のために制作した作品は、スヌーピーが私の精神世界を渡り歩くという、個々の世界の垣根を超る芸術行為だと定義しています。

万物に共通する”霊”が、二つの精神世界を結び付けます。

我々が到達することのできない世界で、「彼ら」は、永遠の幸福と無垢を讃える”生”を謳歌する事でしょう。